ぽぽちゃん
わおん札幌の保護犬1号です。3月2日にわおん札幌にやってきました。
10歳くらい?(飼い主が私たちで3人目で詳細不明な部分あり)。
シーズー オスです。
前の飼い主さんは老父婦の飼い主さんで、そのかたがご病気で息子さんがなんとかお世話をされていたそうですが、介護に加えてのワンちゃんの世話がむずかしく、2度里親に出しました。しかし、相性がわるかったようで、再び飼い主さんのもとへ。
いよいよ追い詰められて保健所にまで足を運んだそうですが、やっぱりかわいそうで保健所には預けられず、もどってこられたとのこと。
最後のお願いということで里親再募集をしているところを職員が見つけて、速攻で100キロ離れたところまで引き取りに行きました。
両目が炎症を起こしていて、ひどい状態だったので、早速眼科専門の獣医さんに診てもらいましたが、右目は緑内障でほぼ失明と左目も乾燥から悪化してだいぶ状態は悪いとのことでした。4種類の目薬を使用しています。また「げほげほ」と苦しそうな咳もするので内科の獣医さんにも診てもらいましたら、こちらは気管虚脱とのことでした。まずは痩せることと言われました〜
老夫婦の方も3歳のときにぽぽちゃんを譲り受けたそうで、わおん札幌が3件目の飼い主になります。
最初はおちつかなかったり、さびしいのか吠えたりしていましたが、ようやくおちついて、元気になってきました。
なんといってもおとなしい。職員の飼っているワンちゃんとも仲良くしてくれています。なんだかけなげだなあ。泣けてきちゃう。
ぽぽちゃんにとって、安心していられる「居場所」として、わおん札幌頑張っていきます!これからよろしくね!
安心して眠ってますね
ぽぽちゃん、ありがとう😢
みんなにかわいがられ、そしてみんなをいやしてくれたぽぽちゃんですが、6月24日に老衰+肺炎で亡くなってしまいました。ずっと調子は良いほうではなかったのですが、食欲が落ちてきて、獣医さんに何度か連れて行きましたが、治療のかいなく、2020年6月24日に永眠されました。利用者さんみんなが最後まで寄り添ってくれました。本当に悲しいお別れでしたが、しっかりとみんなで送りました。ぽぽちゃん、どうもありがとう、そしてやすらかに。
職員が祭壇を作ってくれました。